練馬区の動物病院 練馬セイブペッツ
《薬浴について》
〜薬浴とは〜
抗菌薬や抗カビ薬など薬成分の入ったシャンプー剤を使用したシャンプーのことで、
皮膚トラブルのある子や皮膚疾患を繰り返しやすい子で予防にとても効果的です。
皮膚トラブルの具体例としては以下になります👇
・皮膚に赤いポツポツが出来ている
・皮膚や毛が脂っぽい
・かさぶたやフケが出ている
・脱毛がある
・寝ていても痒みで起きるほど痒がる
外用薬や内服薬を使って治療することもありますが、
薬浴を組み合わせることで様々なメリットがあります!
・皮膚の臭いが緩和される
・治りが早くなる
・内服薬の量を減らせる
・再発しにくくなる
また、皮膚トラブルが起こりやすい犬種では、
皮膚に症状が無くても、予防として薬浴をすることも有効です!
・シーズー
・柴犬
・フレンチブルドッグ
・パグ
などが代表的な犬種です。
薬浴をすると、しばらくは綺麗な状態を保てますが、
日数が経つと見えない毛穴汚れや皮脂汚れなどが出てきてしまうので、
薬浴は定期的に行うことをオススメします🌟
皮膚炎がひどい状態なら週に1回、
皮膚炎が落ち着いていて予防として行う場合は月に1回ほどのペースが理想です。
〜保湿について〜
シャンプーや薬浴の際に、一緒に考えて頂きたいのは皮膚の保湿です!!
特に秋冬の寒い季節には、犬も人間と同じように皮膚が乾燥します!
全身を被毛で覆われている犬は、
人よりも皮膚が薄くなっています。
そのため、犬の皮膚は人の皮膚よりもずっとデリケートなのです!
乾燥する事で皮膚のバリア機能が低下し、痒みが出やすくなります。
わんちゃんのデリケートな皮膚を守るために保湿は1年中を推奨しますが、
特に乾燥が強くなる秋冬には、
シャンプー後、そしてお家での保湿を強くオススメします🍂
当院で使用している保湿剤を紹介します。
1匹1匹のわんちゃんの皮膚状態により、保湿剤を使い分けています。
全て天然成分100%のアロマ保湿剤ですので副作用もなく、安心してお使い頂けます。
・ピペットタイプ
1箇所に垂らすだけで皮脂腺に吸収されて全身に広がり、
数日~数週間、持続的に保湿効果があります。
シャンプー後につける保湿剤としてとても優秀です。
・スプレータイプ
1日2回、特に乾燥しやすい部位や痒みが出やすい部位に噴霧します。
おうちでの毎日のケアにおすすめです。
ピペットタイプにも、スプレータイプにもいくつか種類がありますので、
その時のワンちゃんの皮膚のお悩みによって適切な種類をお選びします。
ペットの皮膚トラブルでお悩みの飼い主様へ、我々がお手伝い出来れば幸いです!
当院では獣医師の診断のもと、薬浴を行っておりますのでお気軽にご相談下さい✨
痒みは愛犬にとって大きなストレスです。
皮膚トラブルが起きてしまう前に!
薬浴&保湿でケアしていきましょう!